クラウドワークスに登録したものの、「プロフィールをどう書けばいいかわからない」と手が止まっている方は多いと思います。
あるいは、すでに応募しているのに返信がこない、という方もいるかもしれません。
そのような場合、プロフィールの内容が影響していることも少なくありません。
選考の流れとして、提案文を読んで興味を持ったクライアントは、次にプロフィールを確認します。
ただ、提案文が良くても、プロフィールの情報が少ないと、そこで応募を見送られてしまうこともあります。
今回は、実際にクラウドワークスで校正者としてデビューし、現在はフリーランスで活動している七花さんの実体験を交えながら、受注につながるプロフィールの書き方を解説します。

七花さんプロフィール
52歳、未経験からWeb校正者へ。クラウドワークスでフリーランスデビュー。現在は複数メディアの校正者およびディレクターとして活動するほか、当メディア「LETTRE Journal」の校正・ディレクションも担当。
プロフィールは「自己紹介文」ではなく「営業資料」

プロフィールは、自分のことを紹介するためだけのページではありません。
クライアントは次のような視点でプロフィールを読んでいます。
- この人は信頼できるか
- 仕事を最後まで任せられるか
- 連絡が取りやすそうか
「私は○○です」という自己紹介よりも、「依頼するとどんないいことがあるか」が伝わる内容を意識することが大切です。
プロフィールに必ず入れたい5つの項目

① 名前・プロフィール画像
本名でなくても問題ありませんが、読みやすく覚えやすい名前を選びましょう。
プロフィール画像は必ず設定してください。
画像がないと、それだけで印象が薄くなります。
イラストや似顔絵でもかまいませんが、本人写真を使うと信頼度が上がりやすいです。
名前もプロフィール画像も、イメージを壊さない職種にふさわしいものを考えてみてください。
② 経歴・これまでの仕事経験
会社員時代の経験、担当してきた業務、取得している資格などを書きます。
在宅ワークと直接関係なさそうに見えても、強みになる経験は意外とあります。
- 一般事務・経理・営業事務
- 接客・販売・コールセンター
- 医療・福祉・教育関係
- 子育て・PTA・地域活動
- ブログ・SNS運営
「大した経歴じゃない」と思う必要はありません。
継続して社会に関わってきたこと自体が、信頼につながる経歴です。
私が最初にやった失敗は、経歴を全部書いたこと。職歴が長い分、何が強みかわかりにくいプロフィールになってしまったんです。
読み返したとき、『この人、何したい人なんだろう』と自分でもよくわかりませんでした。
③ 対応できる仕事内容
何ができるのかを具体的に書きます。
- Webライティング
- データ入力
- 文字起こし
- Word・Excel
- オンライン事務
- 校正・校閲
仕事内容が明確に書かれていると、クライアントからスカウトされる可能性も高まります。
「何でもできます」よりも、得意なものを絞って書く方が印象に残りやすいです。
私も最初は対応可能な仕事を全部書いていたんです。
ただ、校正の仕事に関する経験に絞ったら全体がすっきりして、強みがわかりやすいプロフィールになりました。
④ 稼働時間・連絡可能時間
クライアントが安心して発注できるよう、働ける時間帯や返信できる時間帯を書いておきましょう。
- 平日〇時間程度対応可能
- 土日は対応できない/できる
- メッセージの返信は〇時間以内
50代の方は、介護や家庭の事情で対応できる時間が限られているケースもあります。
無理な条件を書く必要はありません。
実態に合わせて正直に書くことが、後々のトラブル防止にもなります。
⑤ 仕事への姿勢・一言メッセージ
最後に、仕事に取り組む姿勢を一言添えましょう。
「わからないことは都度確認しながら、丁寧に対応します。」
「わからないことは都度確認しながら、丁寧に対応します。」
長く書く必要はありません。
「この人に頼んでみようかな」と思ってもらえる一文があるだけで、印象は変わります。
実績がゼロでも、プロフィールは充実させられる

登録したばかりで実績がまだない、という方も心配いりません。
次のような経験も、プロフィールに書ける内容です。
- ブログや日記を長年書いている
- SNSで情報発信を続けている
- 仕事でWord・Excelを日常的に使っていた
- 文章を書くことが得意、苦にならない
「未経験です」の一言で終わらせるのはもったいないです。
「これまでの経験を活かして丁寧に対応します」という前向きな言葉に変えるだけで、受け取る印象は大きく変わります。
50代だからこそ伝えられる強みがある
若い世代と比べて実績やスキルで劣ると感じている方もいるかもしれません。
でも、50代には50代にしかない強みがあります。
- 長年の社会人経験で培ったビジネスマナー
- 責任感と誠実さ
- 報連相の習慣
- 落ち着いたコミュニケーション
多くのクライアントは、単にスキルの高い人よりも「安心して任せられる人」を求めています。
特別な資格がなくても、こうした姿勢を伝えることがプロフィールでは大切です。
私も資格がない分、前職でスタッフの指導や進捗管理をした経験をもとに、ライター管理や納期管理に活かせることをプロフィールに書きました。
それが意外と響いたのか、『安心して任せられそう』と言ってもらえたことがあります。
受注しにくいプロフィールの特徴

次のようなプロフィールは、クライアントに「よくわからない人」という印象を与えてしまいます。
- 空欄が多い、または一言だけ
- 「よろしくお願いします。」で終わっている
- 何の仕事ができるかが書かれていない
- 誤字脱字がある
プロフィールは一度書いたら終わりではありません。
応募を続けながら少しずつ書き直し、改善していくものです。
自分の言葉で書くことが大切
インターネットにはプロフィールの例文がたくさんあります。
参考にするのは構いませんが、そのままコピーすると他の応募者と同じ文章になってしまいます。
自分の経験や言葉を少し加えるだけで、あなたらしさが伝わるプロフィールになります。
クラウドワークスのプロフィールでよくある質問

本名を書く必要はありますか?
本名でなくても問題ありません。クラウドワークスでは、ニックネームやペンネームで活動している方も多くいます。ただし、読みやすく覚えやすい名前を選ぶことをおすすめします。なお、報酬の受け取りには本人確認が必要になりますが、プロフィールに表示する名前とは別に設定できます。
顔写真は必須ですか?
必須ではありませんが、顔写真があると信頼度が上がりやすいです。「写真を載せるのは抵抗がある」という方は、イラストや似顔絵でも構いません。大切なのは、画像が「ある」ことです。未設定のままでは、それだけで印象が薄くなってしまいます。
未経験でも受注できますか?
受注できます。ただし、「未経験です」の一言で終わらせてしまうのはもったいないです。これまでの仕事経験や日常のスキル(Word・Excel、文章を書く習慣など)も立派な経験として書けます。50代の社会人経験や誠実さは、それ自体がクライアントへの安心材料になります。
プロフィールは後から変更できますか?
いつでも編集できます。最初から完璧なプロフィールを目指す必要はありません。応募を続けながら「この表現の方が伝わるかも」と気づいたことを少しずつ反映していくことで、プロフィールは育っていきます。
50代の経験は、プロフィールの言葉になる

長年積み上げてきた経験は、決して「普通のこと」ではありません。
それをプロフィールに言葉として残すことが、受注への第一歩です。
なお、ここで紹介した考え方は、クラウドワークス以外のクラウドソーシングサイトでも共通して使えます。
サイトが変わっても、プロフィールの基本は同じです。
- プロフィールは「自己紹介」ではなく、クライアントへの「営業資料」
- 5つの項目(名前・経歴・対応仕事・稼働時間・姿勢)を必ず入れる
- 実績がなくても、これまでの経験と前向きな姿勢で書ける
- 50代の社会人経験・誠実さ・責任感は、それ自体が強み
- 完璧を目指さず、書きながら改善していく
次の記事では、プロフィールが整ったら実際に案件に応募する際に必要な「提案文(応募文)の書き方」について解説します。