独特の香ばしい香り、まろやかな飲み口で私たちの身近なお茶でもあるほうじ茶。
最近ではほうじ茶ラテやほうじ茶プリンなど、フレーバーとしてほうじ茶の人気が高まっています。
ほうじ茶は日本の伝統的なお茶の一種で、緑茶と同じ茶葉から作られているのをご存知でしょうか?
今回は、ほうじ茶の美味しさや人気のヒミツについてご紹介します。
ほうじ茶とは

ほうじ茶は「焙じ茶」と書き、日本茶の一種で茶葉を焙煎したものです。
焙煎することで独特の香ばしい香りが生まれ、苦みや渋みが少ないまろやかな味わい。
ほっと一息つきたい、リラックスしたいときにほうじ茶を飲むという方も多いのではないでしょうか。
今では定番のほうじ茶ですが、お茶の中では比較的新しいお茶なのです。
ほうじ茶の発祥・歴史
ほうじ茶が誕生したのは昭和初期頃とのこと。
当時、昭和恐慌による不況のあおりでお茶が売れず、売れ残った大量の茶葉を処分しなければいけない苦しい状況にありました。
この事態をなんとかしようと、京都の茶商がほうじ茶を開発したと伝えられています。
食品ロス軽減と産業を維持していくこと、ほうじ茶の誕生はまさにサステナブルなとりくみから始まったようです。
ほうじ茶の作り方
ほうじ茶は、煎茶や茎茶、番茶などを強火で焙じて製造したものをいいます。
作る工程は煎茶や番茶と途中まで同じですが、焙煎するかしないかが大きな違いになっています。
ちなみに、煎茶や番茶は焙煎は行いません。
対してほうじ茶は、約200度の高温で焙煎するため茶が緑色から赤褐色に変わり、香ばしい香りが生まれます。
そしてカフェイン含有量が減少し、お茶独特の渋みや苦みが和らいでさっぱりした味わいに仕上がります。
ほうじ茶の成分
- テアニン
- ピラジン
- カテキン
テアニンとは緑茶に含まれるアミノ酸の一種で旨味成分で、リラックス効果が高まるといわれる成分です。
また高温で焙煎するため、ほかのお茶に比べてカフェインやカテキンが少なく飲みやすいことが人気の理由となっています。

ほうじ茶の種類
一番茶 | その年の最初に摘み取られた新芽(一番茶)を焙煎したほうじ茶。 一般的なほうじ茶より香りに深みがある。 |
茎茶 | 茎だけを集めて焙煎したほうじ茶。 葉よりもやわらかく、やさしい甘みと爽やかな香り。 |
ほうじ茶の効果

リラックス効果
ほうじ茶は、茶葉を高温で焙煎することで苦みや渋み成分であるタンニンやカフェインが減少します。
その分、ピラジンという香気成分が前面に出るのでリラックス効果を感じられるのです。
体を温める効果
ピラジンは血流をよくするはたらきがあり、ほうじ茶を飲むと体がぽかぽか温かく感じられるのはこのピラジンが含まれているためです。
消臭効果
ほうじ茶には緑茶と同様にクロロフィルが含まれ、強い消臭効果があります。
食後のお茶として飲食店で提供されることが多いのもこの理由からで、お出かけ前の一杯にもおすすめです。
ほうじ茶の楽しみ方

ほうじ茶の味わい、特長
- スモーキーで香ばしい香り
- 渋みや苦みが少なくまろやかな味わい
- 後味がさっぱりさわやか
- カフェインが少なめ
ほうじ茶のいちばんお魅力は香ばしい香りで、心地よい落ち着きがあり心がほっとなごむ香りです。
渋みや苦みが少なくまろやかでさわやかな味わいなので、飽きずにゴクゴク飲めるのも魅力のひとつ。
ノンカフェインではありませんが、ほかのお茶に比べてカフェインが少ないのが特徴です。
ほうじ茶の淹れ方
ほうじ茶特有の香ばしい香りは、熱々のお湯で淹れることでより一層香り立ちます。
- ポットにほうじ茶約5gを入れ、熱湯300mlを注ぐ
- 30秒~1分程度蒸らす。
茶葉やお湯の量をお好みで濃さを調節してください。
その他の使い方、アレンジなど
ほうじ茶はミルクやレモンなどと相性がよく、いろんなアレンジが楽しめます。
- ほうじ茶ラテ
- ほうじ茶めし
- ほうじ茶ムース
ほうじ茶はこんな方におすすめ
- お茶をたくさん飲みたい方
- カフェインが少ないお茶が好きな方
- 胃腸が弱い方
ほうじ茶は渋み成分やカフェインやタンニンが少ないため飲みやすく、お子様から年配の方まで美味しく飲んでいただけます。
香りよくクセが少ないので日中の水分補給や仕事中の気分転換にも。
どんな方にも好まれるので、贈り物にも人気が高いです。
ほうじ茶のまとめ
今回は、ほうじ茶についてご紹介いたしました。
- 香ばしい香りで飲みやすく、万人受けしやすい
- 一番茶と茎茶がおすすめ
- カフェインが少なめ
ほうじ茶は普段のお茶としてはもちろん、選び抜かれた最上級のものまで幅広く揃っているので、贈り物にもおすすめです。